Arouge
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#敏感肌活
敏感肌を理想のツヤ肌へ。

ゆらぎやすい
春の敏感肌、
どうすればいいの?

Vol.2

岡本静香流、春のおすすめスキンケア

春は、肌のバリア機能が
低下しやすい季節です。

春先はまだ乾燥もしているし、洗面所でスキンケアをするのも寒くて億劫になりますよね。さらに花粉が飛び始めると、いつもは肌の調子がいい方でも肌がゆらぎやすくなってしまいます。花粉の威力は侮れません。春は、肌の強さにかかわらず、スキンケアは念入りにしてあげたいですね。

帰宅してすぐに、顔と髪を洗う。
常に清潔を心がけています。

私は花粉が飛び始めると、帰宅してすぐに顔はもちろん髪まで洗って、花粉を落とします。また、肌に触れるものを清潔に保つということを心がけています。たとえば顔を拭くタオルはこまめに洗いたてのものに変えたり、メイク道具は常に清潔にしたりしています。消毒というより、綺麗に洗って一新してあげるっていうのが大事かな。それでも起きてしまった肌の炎症を抑えるのは限界があるので、起きないよう防ぐことが大切です。スキンケアには抗炎症成分を配合している薬用化粧品を日常的に使うことをおすすめします。

教えてくれたのは
Profile
岡本 静香
Shizuka Okamoto
美容家。現代女性にも続けやすい「心地よい美容」をテーマとし、雑誌・ウェブメディア・トークイベントなど多岐に渡り活動をしている。30代の美容家代表としてオリジナリティ溢れる美容法を提案し、美容誌では長年ベストコスメの審査員も務めている。著書は「岡本静香のすっぴん美容」など4冊。

ゆらがない肌のためのルーティーン

肌のちょっとした変化を
見逃さないようにしています。

自分の肌のちょっとした変化を見逃さないのも大切です。私はストレスがある時や季節の変わり目に、鼻の周りが乾燥しやすいんです。そうした、ゆらぐ前兆みたいなものを把握しておくといいですね。おでこが乾燥しやすいとか、ファンデーションがムラになりやすいとか、自分だけがわかるサインが出たら丁寧にケアをしてあげる。たとえば、毎日ラーメンやハンバーガーを食べてお腹を壊した時だけお粥を食べる、というのを繰り返しても体には良くないですよね。お肌も同じで、日常的に気にかけてあげること。自分の肌状態をチェックして、肌の変化を見逃さずに丁寧なスキンケアを行うことで、ベースの肌のバリア機能を整えて*おくことが大事だと思います。

大切なのは、肌をしっかり休ませること。

生活の中で意識しているのは、睡眠を疎かにしないこと。お仕事や家族の状況で深く眠れない時もあると思いますが、自分が気持ちよく起きるためにはどうすればいいか、その探究は続けてほしい。体はもちろん、お肌を休ませることも大切ですよね。私は出かける直前にメイクをして、帰宅後すぐにメイクを落とします。肌を休めるために、メイクをしている時間を短くしています。肌をまっさらな状態にして、いつでもミスト化粧水などで重ねて保湿できるようにして、ベースを整える*ようにしているんです。
*肌を整えること

春の肌トラブルから守るために

自分の安心できるスキンケアを
知っておきましょう。

赤みなど肌にトラブルが出ると、どうしても刺激を与えないこと・マイナスすることばかりに意識が向いてしまいます。ですが、日常のケアを充実させることは必要です。洗う、うるおす、という大事な基本ステップを毎日続けていくことが大切。「これを使うと肌の調子が上がる」と期待できるような、低刺激でバリア機能を整えて*くれる敏感肌用化粧品を知っておいて欲しいですね。肌がゆらいでる時って、気持ちもゆらぐし、体調を崩していることも多い気がします。私の場合は、香りにもすごく敏感になったりするので、優しい香りや無香料の商品を選ぶようにしています。肌がゆらいだ時でも、これなら大丈夫と思えるスキンケアを見つけておくことが重要。ラインで使用するのもおすすめします。
*肌を整えること

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